



国内最大規模の書道展「毎日書道展」他、数々の賞を受賞したものの「書道という括りでは表現に限界がある」と考え、1993年に書壇をはなれた以降は特定の組織には属さず独自で創作活動を行う。師匠 榊莫山氏の推薦を受け、文字工房『省二菴』を立ち上げ、書道ディレクターとして省二菴での制作を行う傍ら、墨象家として創作活動を行う。紙と墨の世界に『書』という手法を用いて独創的な世界を創るその活動は国外での評価も高い。

- 1954
- 広島県福山市に生まれる
- 1957
- 三歳より書道を始める
- 1967
- 広島県美術展初出品入選(最年少)
- 1972
- 星展に初出品で前衛書部で特選(最年少)
- 1973
- 大東文化大学文学部中国文学科入学
宇野村先生に指導を受ける
毎日書道展初出品入選(最年少) - 1977
- 大東文化大学文学部卒業
- 1982
- 星展漢字部で星賞受賞
- 1983
- 毎日書道展秀作賞受賞
- 1984
- 広島県美術展初入賞
- 1985
- 毎日書道展毎日賞受賞
第一回訪中書の研究視察団員に選ばれる(最年少) - 1986
- 毎日書道展秀作賞受賞
広島県美術展入賞(二回目) - 1988
- 広島県美術展入賞(三回目)
- 1991
- 備前アートイヴェントに参加
- 1992
- 広島県美術展審査員(37歳)天満屋福山店にて個展
千支展開催(毎年開催現在に至る) - 1993
- 毎日書道会、星退会し書壇から退く
- 1994
- アジア競技大会芸術展示公式プログラム「墨藝・散墨展」参加
水戸芸術館ジョンケージ展参加 - 1999
- 榊茣山先生に指導を受ける
- 2001
- 省二菴設立
- 2002
- 近鉄上本町店(大阪)美術画廊個展
近鉄阿倍野店(大阪)アートギャラリ 個展
近鉄奈良店美術画廊個展
仙台ビブレ美術画廊個展 - 2003
- 福屋八丁堀本店(広島)美術画廊個展
ロサンゼルス・ JAPANEXPO参加
伊勢丹松戸店(千葉)美術画廊個展
(株井筒屋(北九州)美術画廊個展 - 2004
- 山陽百貨店美術画廊個展
中国上海人公園にて路上パフォーマ ンス - 2005
- 中国上海久光百貨省二菴出店
中国上海「J.GALLERY」にて 展示・販売 - 2007
- アートコレクションハウス(株)の契約作家となる
- 2010
- 中国上海「J.ART」にて展示・販売
LASCHICAS(ラスチカ ス)高輪店にてライブパフォーマンス - 2012
- 書業55周年を迎え限定記念作品集「省二の世界」を刊行
森 友嵐士氏「墨象の世界展」指導
55周年記念墨象省二の世界一龍一開催 - 2013
- 書道パフォーマンス・カーター大会inこうぬ審査員
- 2014
- 書道パフォーマンス・カーター大会inこうぬ審査員
還暦イベント東京・大阪にて開催
宮城県石巻市雄勝湾にて鎮魂パフォーマンス - 2015
- 土佐典具帖紙作家濱田洋直氏・治氏と共演
- 2016
- 越前生漉奉書の重要無形文化財保持者(人間国宝)岩野市兵衛氏と共演
銀座を彩る三人展参加 - 2017
- 銀座かねまつにて「筆とともに60年展」開催
- 2018〜2022
- 東京・大阪・広島・福岡にて展示会の実施
- 2023
- 越前・大瀧神社(紙祖神「川上御前を祀る」)にて、弟子・森友嵐士氏と大作「昇天降臨」をライブパフォーマンス揮・奉献する
墨象

芸術(アート)としての書道。
書道の基本を踏まえた上で、綺麗な字を書くことに拘らず、
書道の枠を超えて自由な形で文字を書く。
絵や墨の跡、空間を使って表現する。
第二次世界大戦後に興り、昭和30年以降に盛んになった。
新たな表現

墨に色を混ぜたり、
ユニークなレイアウトを加えるなど、
リズム感あふれる作風で書の道を追求し続ける。


コラボレーション

著名人とのコラボレーション制作にも多数通り組み、国指定重要無形文化財保護者(人間国宝)である九代目・岩野市兵衛氏や、
外林の弟子であるT-BOLANのボーカル 森友嵐士氏との共同制作など積極的に活動している。



